皮脂と肌の潤い

皮脂と肌の潤い

皮脂と肌の潤い

皮脂と肌の潤い

皮脂は中性脂肪やワックス、スクワレン、コレステロールなどで構成されています。

そして、肌表面に広がって皮脂膜を形成し、水分の蒸散を防いでくれます。

このように、皮脂は肌に潤いを与えてくれているのです。

また、皮脂には、角質細胞の間にあるセラミドや天然保湿因子(NMF)と共に、
体内に浸入しようとする細菌を防ぐ働きもあります。

しかし、私たちの皮膚には必ずある種の細菌が存在しています。

この細菌のことを、常在菌と言います。

常在菌は毛穴の奥に潜んでいますので、どんなに洗顔しても外に排出されません。

そして、常在菌は皮脂を栄養源として繁殖し、肌に悪影響を及ぼします。

皮脂腺で作られた皮脂は毛穴を通って皮膚に排出されます。

しかし、あまりにも皮脂の分泌量が多いと、毛穴の中に溜まってしまいます。

ところで、肌が乾燥して角質が固くなったり、皮脂と不要な角質が混ざり合って、毛穴に栓をしてしまうことがあります。

これを、角栓といいます。

オイリー肌と乾燥肌

にきびができやすい人は、皮脂の分泌が激しいオイリー肌の方が多いです。

皮脂の分泌量が多すぎて毛穴から排出しきれず、毛穴に皮脂が溜まってしまい、炎症を起こしてしまうのです。

オイリー肌は、ホルモンの働きが活発になる思春期に誰もが経験します。

この時期はホルモンが活性化して、毛穴や皮脂腺が発達し、皮脂分泌も盛んです。

思春期の場合、皮脂はどんどん増えるのに毛穴の発達が追いついていません。

そして当然、皮脂は毛穴に詰まりやすくなります。

皮脂の過剰分泌と毛穴のアンバランスが思春期にきびの原因です。

ところが、乾燥肌なのににきびができやすいという人もいます。

いわゆる、大人にきびの人に多い肌タイプです。

これは、皮脂の分泌量に比べて毛穴が小さく、皮脂が溜まりやすいからです。

逆に、皮脂量が多くても毛穴が大きく、皮脂の排出がスムーズなら詰まりません。